PLAYBACK

小学校の頃からひとりで続けている趣味がたくさんある。それらが今日のために続けてきたんだなって思う瞬間に出会うことがある。そんな日に出会った。文章を書きたくなったので書く。


最近、夜の街をスケートボードで走るのにハマっている。夜の外灯が、それに照らされる花が、信号が、月が、アパートの窓の明かりが好き。お風呂の匂いも好き。風が好き。荒い路面とクラックは嫌い。暑いのも嫌い。

数年前、社会人は最低限仕事のことだけ考えれば生きていけるので気が楽だと友人がいっていたし、たしかにそうだと思った。最近はあまり深く人生を考えないようにしている。求めなければ苦しまない。でも、転属した部署で急にワンオペさせるのはやめて欲しい。もともと4人で回してた仕事を急に素人ひとりでやらせるのはよくない。忙しくて体調を崩したが持ち前のガッツで堪えた。やらせたらやれちゃうのが駄目。他人の期待を裏切れないのが駄目。自分の首を締めてる。

この春、人生で初めて自分から他人との関係をやめた。いままでわからなかったことが経験として理解できてしまったせいで人生がわからなくなってしまった。

去年の1月、姉の旦那がポケモン好きということで、私が粛々とプレイしていたカードゲームを紹介したらどっぷりハマってしまった。殆どの週末を姉の旦那とのカードバトルで過ごすという小学生顔負けの自粛期間を過ごした。私はいわゆる環境デッキというものが苦手だ。自分が好きなキャラクターを最大限活かして闘うのが好きで、見向きもされていないカードであからさまに強い相手を倒すのが好き。愛が勝利のストーリーを描いてる感じがする。あと見向きもされてないカードは取引相場が安いためデッキが安上がりで済む。今使っているカードは小学校の頃、大型大会で決勝トーナメントまで進んだとき使っていたカードと同じテキストを持つ同じキャラクターのカード。

そういえば先月、姉夫婦に子供が生まれた。ついに叔父です。多趣味の叔父って最強の親族だと思うので多分懐くだろう。私は私みたいな叔父が欲しかった。


やりたいこと、やるべきこと、できること。目標を明確に決めることで人生に指標ができる。なんとなくで生きていると人生がどんどんわからなくなる。終わったと思った人生でやり残したことはなんだろう。